筋肉には、遅筋と速筋という二つの種類があるんです。
まず、遅筋とよばれる筋肉はゆっくりと収縮する筋肉で、持久力の必要なときに使われる筋肉です。この遅筋は、太くなりにくく疲れにくい筋肉です。そのため、遅筋を鍛えるには負荷を少なくして、長い時間トレーニングすることが必要です。
次に、速筋と呼ばれる筋肉は、遅筋と違いすばやく収縮する筋肉で、瞬発力が求められるときに使われる筋肉です。速筋は太くなりやすく、疲れやすいという特徴をもっています。そのため、速筋を鍛えるには負荷を大きくして、トレーニングの時間を短くすることが必要です。
このように、遅筋と速筋はまったく正反対の特徴をもっています。
短距離走の選手と長距離走の選手の足を比べると、速筋と遅筋の特徴がよく分かると思います。短距離走は数秒間に筋肉の力を発揮する競技なので、選手の足は速筋が発達して太くなっていますよね。逆に長距離走は、何時間もの間筋肉を使って走らないといけないため、速筋ではなく遅筋が発達します。なので、長距離走の選手の足は短距離走の選手と比べると細くなっているんです。
遅筋と速筋、どちらの筋肉を発達させたいのかによって、行うトレーニングも異なってきます。
ダイエットとして行うなら遅筋を鍛える、ウエイトリフティングのようなスポーツを行うのなら速筋をきたえるといったように、筋トレを行う目標を明確にして、効果的な筋トレを行うようにしてくださいね。
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